21016.19 世界に先駆けて戦車を作ったもはイギリスだったが、どこの國も見向きもしなかった。しかし第二次世界大戦以後、ドイツを始め欧米各国で採用され寡頭競争が激化。 イギリスは菱形歩兵戦車を開発していたが、近代的戦車に脱皮し始め、徐々に火力も増強していったなかで作られたもののひとつに、このCHURCHILL Mk.Ⅶがある。 形状的に菱形戦車の名残を感じさせる。転輪の配置が誘導輪と駆動輪の間に通常は下部の転輪の他に上部に履帯を滑らせる車輪がついているところを、カバーで見えないが、この車体にはそれがない。全長7.44 m、全幅 2.74m、全高 3.25m、重量 39.57t。幅が狭く縦長の箱形の形状が特徴的。砲身は75mm砲。 製作には一日あれば本体は充分につくれる。塗装は例のごとくブラックの下地に、今回はダークイエローをやや薄目に希釈してエアブラシで塗布。程度のムラを残しておく方が雰囲気的に良い。べったり塗ってしまうとつまらなくなる。フィギアーは基本三体の兵隊と、曳き車に牛乳缶?を二個、網籠にワインのようなものを乗せて歩く商人風の老人が売りにきているのを受け取ろうとしている兵士という構図のとなっている。フランスあたりの戦線だろうか。長閑な雰囲気が漂う。 他に2体の予備フィギアもついているが、元々の絵図ととけ込まないので、どうしようか迷うところだ。兵士のフィギアはエアブラシで一気に吹いてしまってから手直しをする程度。 田舎の商人風のじいさんが気に入ったので、マスコットにキーボードの傍に置いておこう。 製作途中の図もついでだが載せておく。
by jamal2
| 2017-05-24 04:35
| プラモデル
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